お客様からの感謝がモチベーション!一早く多能工化に着目した若き経営者のビジョン

松倉設工 代表取締役 松倉邦昌
記念すべき第一回目のインタビューは、埼玉県加須市を中心に水回りリフォームを行っている「松倉設工」の松倉邦昌社長。様々な苦境に立ち向かいながらも、やりがいを見出した社長の元には結果、仲間とお客様の感謝が集まった。多能工化への取り組みも早く成長を続ける松倉社長のビジョンは明確で加速を続ける。

株式会社松倉設工

代表取締役 松倉 邦昌

2019年8月7日

絶対やらない仕事と思っていた建設業

──業界に入られてどの位ですか?また建設業で働く様になったきっかけを教えて下さい。

業界歴は8年半になります。18歳からトラックの運転手をやっておりました。
今思うと失礼ですが、雨の日に道路工事をしている方をみて、自分は絶対やらない仕事だなと思ってました(笑)。
今は天職と感じております。
運転手時代は長距離だったので家に帰れずプライベートな時間が少なく、自分の時間を大切にしたいと思い辞めました。暫くはフラフラと遊んでいましたが、たまたま地元の水道屋さんでアルバイトを募集していたので働き始めたのがきっかけです。

松倉設工事務所

埼玉県加須市にある松倉設工事務所にて

松倉設工の立ち上げ

──地元の水道屋さんでの日々はいかがでしたか?

社員にしてもらいましたが当時は早く帰って遊びたい…という感じで働いてました。ある時、一人で現場行ってと言われた事があって、意気揚々と現場に行ったものの図面がみれず、困りましたし、悔しかった…色んな人に電話して教えてもらい、無我夢中でやりくりしながら気づけば1年。そのうち新しい社員も入ってきて教育しながら2年半後には番頭役となり会社を切り盛りできる様になっていました。

──大変な状況だったのですね…ただその逆境が社長を変えた??

一つ一つの仕事を完結する事が楽しくて(笑)。責任感と任されている喜びがあったからでしょうか。
しかし、ある時、自分の中で挑戦できるものがなくなり、仕事が面白くなくなった時期がありました。そのタイミングで自分の可能性を試してみたくなり独立を決意しました。

──独立後は順調だったのですか?

いえ、全然順調ではなかったです。なかなか軌道にのらず、どうしようかと思ってました。自分の力はこんなものか…もう辞めようか…と考えていた時に、以前の会社で仕事を教えていた後輩たちが、松倉さんの所で働きたいといってくれました。迷いましたが、折角の申し出を断るのも悪いと思い3名雇いました。結果、仕事の幅が広がり会社は徐々に軌道に乗り始めました。

──なるほど…波乱万丈だったのですね!

松倉設工事務所の外観

事務所は会社の皆さんで施工

多能工、個性豊かな職人さん。水回りリフォームはお任せ下さい!

──松倉設工さんの仕事内容を教えて下さい。

ユンボを使って新築の水道設備工事などもやりますが、主に水回りのリフォームがメインです。お風呂やトイレ、キッチン回りなどはお任せ下さい。クロス貼りなどもやらせて頂きます。

──ユンボを使ったり、クロス貼りまでとは幅広いですね!

弊社は多能工化を進めております。よく、「一括発注できます」「自社施工です」と謳っていても結果、下請けや協力企業に依頼しているケースがあります。ただ弊社は完全自社施工です。工程の組みやすさ、レスポンスの早さ、現場トラブルの対応スピードが強みです。要望を受けたらその場で対応でき、業者間の伝言ゲームにはなりません。
また従業員の個性も強みの一つです。仕事を受ける時にうちの職人は指名を頂けるんです。この仕事なら彼が良い…印象が良かったからあの子呼んで…お客様に気に入られて晩御飯をご馳走になって帰ってくる奴もいます(笑)。

──素晴らしい。職人冥利に尽きますね!

ドラッグストア建設予定地

近くに現場があるので是非という事で見学。4か月後には巨大なドラッグストアができる予定。

「ありがとう」がやっぱり一番嬉しい

──お客様から言われて嬉しかった言葉はありますか?

新築の水道工事のみの時はお客様にお会いする機会がなかったのですが、リフォームを始めてからお客様に「凄いねありがとう!」と言われたのが凄く嬉しかったんです。自分の仕事は喜ばれるんだ…とその事が忘れられなくなりました。
また、うちの会社は若くて人相が悪い奴が多いのですが(笑)、仕事を進めるに連れてお客様に信頼を頂き印象が逆転して行き、最後は「ありがとう」と言われるのが一番嬉しいですし、やりがいを感じられます。

ユンボを使用する作業風景

ユンボを使って配管を埋める。勾配をつけるなど技術が必要な作業だ。

好きな事をやらせる。好きな仕事が一番伸びる!

──人材採用、育成に関して取り組まれている事はありますか?

まず、うちは水道屋なので水道工事ができるのは必須ですが、その他はユンボが好き、配管をさわるのが好き、リフォーム現場が好きと従業員で好みがわかれます。選択肢を与え、やりたい仕事をやらせてあげる、プロフェッショナルになってもらう事を心がけてます。自分の好きな事が一番伸びますしね。
また来月、初めて女性職人さんが入ります。クロスをやってもらおうと思ってます。女性職人だとお客様が高齢者や女性の一人暮らしの場合は安心して頂けますし、女性目線の感性があるので会社としても助かります。カッコ良い女性職人が増え、活躍できる職場環境も築いて行きたいですね。
あと、1年目に自分が苦しんだので、慣れてきたら仕入れなどから現場の切り盛りも任せていってます!

第4回建設職人甲子園の優勝旗

松倉設工は第4回建設職人甲子園で全国優勝を果たしている。

MATSUKOUネバーランド構想

──外国人の雇用に関してはどうお考えですか?

現在はまだ考えてないのですが、昨年、土地を購入して自分達で事務所を作りました。まだまだスペースがありますので、その土地に寮を建てようと考えてます。その準備ができたら検討したいと思います。
寮だけではなく、仕事が終わったら従業員が入れる大浴場やレジャー施設の隣接も検討してます。従業員や地域の方々が集まって楽しめる場所。MATSUKOUネバーランドと名付けようと思っています!
自分の身に着けた技術で自分の部屋や事務所をキレイにしていく、仕事が終わった後でも自分達の技術でワクワクできる様な環境を作りたいです。
1つ1つ進めて会社の成長と共に、水分補給しながら従業員が15人体制になったら完成させたいです!

──素晴らしい!!明確なビジョンは御社の大きな魅力ですね!

松の木

MATSUKOUネバーランドのシンボルとなるであろう松の木

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